シングルマザーの母KARIN(かりん)です。
子供が10歳の時、子供の父親を亡くしました。
ひと回り年上の夫だったので、いつか先に亡くなる人という覚悟はしていたけれど、まさか40代で「未亡人」と呼ばれる人になるとは、
思ってもいませんでした。
ドラマとか小説とか別世界の、お話の事のように感じていました。
現実に、こんな事が、あるんのだ。
子供の未来を一人で背負っていくという現実の前に呆然とする。
どのくらいの人が、こんな体験をするのだろう。
自分が置かれた状況をどのよう受けとめとたらいいのか分からなくて、
その混乱を何とか説明しようとして客観的な状況を理解しようとした。
厚生労働省の統計表によると、ざっくりですが
人が50歳までになくなる確率は3%でした。
その3%のうち、1%は自殺なので、病気や事故で亡くなるのは、2%。。
つまり、夫のように病気が原因で、
50歳まで生きられないというケースは、
100人のうち2人がたどる運命だということだった。
この数値は、男女込みの数値であり50歳の人が、
すべて結婚している訳ではないだろうから…細かい事は抜きにして、
ざっくり1%以下の確立くらいのイメージかな。
シングルマザー母KARIN(かりん)と少し似たような経験をされる方は「あなたの状況は、よくある事なのです」と知って納得したいのか
「あなたの状況は、レアケースです」と知って納得したいのか、
どちらの事実で説明されたとしても簡単に受けとめる事はできないだろう。
どちらでもいい。この理不尽な状況を、
何らかの方法で説明を加えて自分の気持ちを納得させたかったのだ。
現実を受けとめて子供の未来のためにベター環境を整える方法を模索する。
父親がいないから、何かをあきらめなきゃいけないという思いは、
させたくない。